ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】
プレミアリーグのニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督に対し、中国の上海上港から巨額のオファーが届いているという。英紙『ミラー』が27日付で伝えている。
日本代表FW武藤嘉紀も所属するニューカッスルは、現地時間27日に行われたプレミアリーグ第10節の試合でサウサンプトンと対戦して0-0のドロー。連敗は3でストップしたが、開幕から10試合未勝利で降格圏に沈んでいる。
今季終了後に契約が満了することもあり、ベニテス監督の今後はますます不確定な状況となっている。そこに上海上港から、年俸1000万ポンド(約14億3000万円)という巨額のオファーが届いているとのことだ。現在の年俸550万ポンド(約7億8800万円)の2倍近くとなる。
2016年3月にニューカッスルを率い始めたベニテス監督は、そのシーズン終了後にニューカッスルが2部へ降格した際にも中国からの誘いを受けていたとみられている。その時は続投を選び、ニューカッスルを1年でのプレミアリーグ復帰へと導いた。
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で日本勢ともたびたび対戦している上海上港は、今季の中国スーパーリーグで現在首位。来季もACL本大会に出場する可能性が高くなっている。
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