フィリピン代表新監督に就任するスベン・ゴラン・エリクソン氏【写真:Getty Images】
フィリピン代表の新監督に、イングランド代表などの元監督であるスウェーデンのスベン・ゴラン・エリクソン氏が任命された。AFC(アジアサッカー連盟)公式サイトなどが伝えている。
エリクソン監督はフィリピンサッカー連盟(PFF)と6ヶ月の短期契約を交わした。今年6月に就任していたスコット・クーパー監督と協力しつつチームを率いるとのことだ。クーパー氏は2010/11シーズンにレスター・シティでエリクソン監督とともに仕事をしたことがあった。
今年11月には、フィリピン代表は東南アジア王者を決めるAFFスズキカップ2018に出場。続いて来年1月には初の出場権を獲得したアジアカップ2019を戦う。本大会グループステージでは韓国、中国、キルギスとの対戦が予定されている。
現在70歳のエリクソン氏は過去にイングランド代表を率いて2回のワールドカップを戦ったほか、メキシコ代表やコートジボワール代表も指揮。クラブレベルではベンフィカ、ローマ、フィオレンティーナ、サンプドリア、ラツィオ、マンチェスター・シティなどの監督を歴任した。2013年からは中国で活動し、これまで3つのクラブを率いていた。
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