マンU時代のマッシモ・タイービ氏【写真:Getty Images】
現役時代にミランやピアチェンツァで活躍したGKマッシモ・タイービ氏が、わずか半年でマンチェスター・ユナイテッドを去った理由を明かした。イタリア『ポスティチポ』が伝えている。
現在レッジーナのスポーツディレクターを務めているタイービ氏は、1999年にユナイテッドの一員となった。ピーター・シュマイケルが去ったユナイテッドが、新たな守護神として獲得した形だ。
しかし、当時の監督であるサー・アレックス・ファーガソンのもとでは活躍できず、半年でイタリアに復帰。イングランドでの挑戦はわずか4試合で終わっていた。
おおむね充実した選手キャリアを過ごしたというタイービ氏だが、後悔はないかと問われると、「1つある」と返答。「イングランド時代だ。元妻と危機的な状況でね。プレミアから去らなければいけなかったんだ」と明かした。
これは今でも忘れられないようで、「4年契約があったんだ。もし過去に戻れるなら、一人でイングランドに残っていたよ…」と振り返っている。
英『フォー・フォー・トゥー』は今年2月、「プレミアリーグ歴代ワーストプレーヤー50」のランキングを発表し、タイービ氏を3位としていた。「過去に戻れるなら」、この評価を変えることができたと感じているのかもしれない。
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