PSGのサポーター【写真:Getty Images】
現地時間24日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージC組第3節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はホームにナポリを迎えて対戦し2-2の引き分けに終わった。試合前、欧州では珍しい出来事が起きていたと、24日に英紙『サン』が報じている。
チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなどの欧州大会、欧州各国の代表戦では、たびたびフーリガン同士の衝突が問題となる。暴力事件に発展し、負傷者が発生するほどだ。今回の試合はフランスで行われるため、イタリアのナポリから大勢のサポーターがパリにやってきた。
同紙によると、意外な光景が見られたという。街中でPSGとナポリの“ウルトラス”(熱狂的なサポーターグループ)が応援歌(チャント)を歌い、お互い歌いあったあとに拍手も起きた。その場には多くの子供達がいたが、大人の肩に乗って一緒に楽しんでいたとのこと。同紙は「雰囲気はとても良いものだった」と伝えており、険悪なムードは一切なかったようだ。
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