ジョゼ・モウリーニョ監督とクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
現地時間23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節の試合でマンチェスター・ユナイテッドとユベントスが対戦する。ユーベとしてはFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールに期待したいところだが、不安なデータもある。
C・ロナウドにとってユナイテッド戦は古巣との対戦。また、レアル・マドリーでともに仕事をしたジョゼ・モウリーニョ監督との対戦でもある。
C・ロナウドとモウリーニョ監督は、敵としても過去に14度対戦している。だが英紙『デイリー・メール』などによれば、C・ロナウドがその14試合で奪ったゴール数はわずか1点。クラブキャリア通算で773試合に出場して578ゴールを挙げている選手としてはきわめて低い得点率だと言える。
C・ロナウドが母国ポルトガルのスポルティングCPに在籍していた際には、モウリーニョ監督の率いたポルトと2回対戦して無得点。ユナイテッドに移籍したあとポルトと対戦した際もゴールは奪えなかった。
その後チェルシーを率いたモウリーニョ監督とのプレミアリーグでの対戦でもゴールを奪えず。モウリーニョ監督のチームからの唯一の得点は、2009年にインテルを率いていた同監督とCLで対戦した試合でのものだ。
キャリア初期のC・ロナウドが現在ほどの点取り屋ではなかったことを差し引いても、非常に相性の悪い相手だと言えそうだ。今回はそのジンクスを打ち破ることができるだろうか。
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