レアル・マドリーのフレン・ロペテギ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのフレン・ロペテギ監督は、苦境にあるチームに団結を促すために方針を転換することになった。スペイン紙『アス』などが伝えている。
マドリーは最近5試合の公式戦で1分け4敗と極度の不振に陥っている。5試合でわずか1ゴールしか奪えず、クラブワーストの連続無得点記録も更新。ロペテギ監督は早くも解任の危機に立たされているとみられる。
現地時間23日には、マドリーはチャンピオンズリーグ(CL)の試合でチェコのビクトリア・プルゼニをホームに迎える。6試合ぶりの白星を狙うこの試合に向け、ロペテギ監督は選手たちを前日に集合させ、練習場のあるバルデベバスに宿泊させたとのことだ。
ジネディーヌ・ジダン前監督は、CLのホームゲームの際には前日から選手たちを集合させていた。だが今季から就任したロペテギ監督はやり方を変え、前回のホームゲームであるローマ戦の前夜には選手たちはそれぞれ自宅で過ごしていたいう。
今週末に行われる宿敵バルセロナとのエル・クラシコが、ロペテギ監督が解任を免れるためのラストチャンスになるともみられている。まずはプルゼニに勝利を収め、クラシコに向けて勢いをつけられるだろうか。
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