ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ【写真:編集部】
J1のヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは22日に会見を開き、日本の大手スポーツメーカーである株式会社アシックスとのアドバイザリースタッフ契約を締結したことを発表した。会見の席上では今季の残り試合に向けた意気込みも口にしている。
今夏のイニエスタ加入で一躍注目チームとなった神戸だが、ピッチ上ではここのところ苦しい戦いが続いている。一時はJ1で4位まで順位を上げていたが、最近7試合では1分け6敗と勝てない時期が続き、12位まで後退してしまった。
残りの4試合の結果次第ではJ1残留が危うくなる可能性もある状況の中、イニエスタはチームへの信頼を強調。「残り4つの“決勝戦”を勝ち抜いて、この道を進んでいけばチームとして必ず改善できると確信している」と語った。
そのためにはイニエスタだけでなく、チーム全体が力を発揮することが必要となる。「僕は一人では何もできない。チームが僕を必要としているように、僕もチームを必要としている。みんなでより改善して良いチームを作っていきたい」とイニエスタはチームに団結を呼びかけている。
神戸は4試合を残した時点で降格圏の17位柏レイソルと4ポイント差。残りの4試合では14位名古屋グランパス、16位サガン鳥栖、8位清水エスパルス、9位ベガルタ仙台と対戦する。
【了】