レバンテにも敗れたレアル・マドリー【写真:Getty Images】
現地時間21日までに行われたリーガエスパニョーラ第9節の試合の結果、レアル・マドリーは7位にまで順位を落とした。スペイン紙『マルカ』などによれば、過去17年間でマドリーにとって最悪のスタートとなっている。
マドリーは現地時間20日に行われたレバンテ戦に1-2で敗戦。チャンピオンズリーグ(CL)も含めた公式戦最近5試合で1分け4敗という極度の不振に陥っている。勝ち点で並んでいたエスパニョールとアラベスがそれぞれ勝利を収め、さらにベティスを下したバジャドリーにも抜かれたことで、7位にまで後退することになった。
来季CLの出場権を獲得できる4位以内どころか、ヨーロッパリーグ出場圏内の6位以内からも転落。リーガ第9節を終えた時点での順位としては2001/02シーズン以来でワーストとなる。
2001/02シーズンのマドリーは9試合で勝ち点10の獲得にとどまり、15位に低迷していた。その後は巻き返しを見せたが、優勝したバレンシアと9ポイント差の3位でシーズンを終えている。だがCLではジネディーヌ・ジダン氏の“伝説のボレー”により優勝を飾ったシーズンだった。
フレン・ロペテギ監督の解任も噂されるマドリーは、CLのビクトリア・プルゼニ戦を挟んでリーガでは次節バルセロナと対戦。首位に立つ宿敵との大一番で調子を取り戻すことができるだろうか。
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