インテルが劇的勝利【写真:Getty Images】
【インテル 1-0 ミラン セリエA第9節】
現地時間21日に行われたセリエA第9節、インテル対ミランのミラノダービーは、1-0でホームのインテルが勝利を収めた。
公式戦6連勝中と好調のインテルと、調子を上げ始めたミランのダービーマッチ。試合は前半からビッグマッチらしいインテンシティーの高いゲームとなった。
そんな中、より多くのチャンスをつくったのはインテルだった。12分、左サイドからブロゾビッチがクロスを入れると、ベシーノがニアで触ったボールにイカルディが詰めてゴールネットを揺らす。しかし、オフサイドで得点は認められない。33分にはセットプレーからデ・フライがシュートを放つも、ポストに嫌われた。
インテルは30分、ナインゴランが負傷で交代を余儀なくされ、ボルハ・バレロが入る。
やや劣勢のミランは42分にムサッチオがゴールネットを揺らしたが、こちらもオフサイド。得点にはならない。結局、ミランは前半のうちに枠内シュートを放てないまま折り返した。
後半に入るとお互いにスペースが生まれる。だが、どちらも決め手がなく、チャンスを広げることができない。
結局、後半もスコアは動かず0-0のまま試合終了…、となるかと思われたが、最後にドラマが待っていた。
歓喜したのはインテル。右サイドでボールを受けたベシーノがクロスを入れると、ファーに入ったイカルディがヘディングで合わせて均衡が破れる。これがそのまま決勝点となり、インテルが白熱のミラノダービーを制した。
【得点者】
90+2分 1-0 イカルディ(インテル)
【了】