モナコのティエリ・アンリ監督【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第10節の試合が現地時間20日に行われ、ストラスブールとモナコが対戦。ティエリ・アンリ新監督の初陣となったモナコは1-2で敗れる結果に終わった。
現役時代にフランス代表やアーセナルでレジェンド級の実績を残したアンリ氏は、解任されたレオナルド・ジャルディム前監督の後任として今月13日にモナコ監督に就任。プロデビューを飾った古巣で監督としてのキャリアをスタートさせることになった。
今季わずか1勝で降格圏に低迷するモナコを浮上させることが期待されるが、初陣を飾ることはできなかった。前半に先制点を許したモナコは、FWラダメル・ファルカオが前半で途中交代を強いられるアクシデントに加え、後半には退場者も出してしまう。84分に2点目を奪われたあと、終了間際にPKで1点を返したが及ばなかった。
なお、ストラスブールのGK川島永嗣はこの試合で加入後初めてトップチームの公式戦にベンチ入りしたが出場はなかった。
「ネガティブな中でもポジティブな姿勢を持ち続けたい。そうでなければ前へ進めない。10人でも戦い続けようとしたのはポジティブだった。どうなってもおかしくない試合だった」とアンリ監督の試合後のコメントを仏紙『レキップ』などが伝えている。
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