清水エスパルスの北川航也【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第30節の7試合が20日に行われる。14時キックオフの試合では清水エスパルスとサンフレッチェ広島、ベガルタ仙台とサガン鳥栖がそれぞれ対戦した。
今季J1で首位を快走していた広島だが、最近4試合で1分け3敗と低調。川崎フロンターレに首位の座を奪われ、今節を含めて残り5試合となった時点で1ポイントの差をつけられていた。
前半19分には日本代表デビューも果たした北川航也のゴールでホームの清水が先制。右CKから石毛秀樹がニアへの低いクロスを送り、北川が右足で合わせてダイレクトで蹴り込んだ。北川は4試合連続のゴールで今季12点目。
37分には清水のクリスランが負傷したことで鄭大世と交代。ワールドカップ前の第15節以来5ヶ月ぶりのリーグ戦出場となった鄭大世は後半立ち上がりの47分、北川の横パスに走り込んで今季2点目となるゴールを決めた。そのまま2-0で試合を終えた清水が3連勝を飾っている。
仙台対鳥栖戦は38分、CKからのこぼれ球を高橋義希が決めて鳥栖が先制。さらに直後の39分、小野裕二からのクロスにヘディングで合わせたフェルナンド・トーレスが追加点を奪った。トーレスはJ1で2点目のゴール。
その直後には仙台も阿部拓馬が獲得したPKを野津田岳人が決めて1点差。58分にはFKからのボールに石原直樹が合わせて同点に追いついた。だが78分、鳥栖のFKから安在和樹のボールにジョアン・オマリが頭で合わせて勝ち越しゴール。鳥栖が3-2とリードしたが、87分の時点で雷の影響により試合は一時中断となった。15時59分時点で中断は続いている。
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