鹿島アントラーズなどでプレーした元日本代表FW田代有三が、現役引退を発表した。20日に自身のインスタグラムアカウントで報告を行っている。

「サッカーを初めて約30年、プロサッカー選手となってからは14年。私、田代有三は引退する事に決めました」と田代は発表。サッカーを始めるきっかけを与えたという兄をはじめチームメート、スタッフ、サポーター、家族らに感謝の思いを表した上で、「最高なサッカー人生でした」と述べている。

　現在36歳の田代は2005年に福岡大学から鹿島に入団。2008年には日本代表にも招集され、東アジア選手権2008で3試合に出場した。

　モンテディオ山形への期限付き移籍を経て鹿島に戻った2011年にはキャリア最多のリーグ戦12ゴールを記録。その後ヴィッセル神戸、セレッソ大阪でもプレーした。2017年に移籍したオーストラリア2部相当のウーロンゴン・ウルブスが最後の所属クラブとなった。

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