イングランドがスペインに勝利【写真:Getty Images】
現地時間15日にUEFAネーションズリーグ・リーグA第3節の試合が行われ、イングランド代表がスペイン代表にアウェイで3-2の勝利を収めた。両チームにとって様々な意味で歴史的な一戦となった。英メディア『BBC』などが各種データを伝えている。
スペインとイングランドの対戦は今回が通算27試合目。スペインはホームでの対戦ではイングランドを圧倒し、最近4試合連続での完封勝利を収めていたが、1987年2月以来となる敗戦を喫した。
イングランドがスペインとのアウェイゲームでゴールを奪ったこと自体がその試合以来だった。イングランドが4-2の勝利を収めた1987年の対戦では、後に日本でもプレーしたFWガリー・リネカー氏が全4ゴールを叩き出した。
スペイン代表にとってはEURO2016以来、2年4ヶ月ぶりの敗戦。引き分け扱いとなるロシアワールドカップでのPK戦敗退も含め、27試合続いていた無敗記録がストップした。またホームでの公式戦に敗れたのは2003年6月のギリシャ戦以来であり、38試合の無敗記録が途切れている。
前半はイングランドが3点をリードし、後半にスペインが2点を返すという展開だった。スペイン代表がホームでの公式戦で前半に3点を奪われたのは史上初。親善試合を含めても、ホームゲームの前半を3点ビハインドで折り返したのは史上初だった。ホームゲーム90分間で3点を奪われたのも1991年のハンガリー戦(2-4)以来27年ぶりのことだ。
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