ペルージャに所属するハン・グァンソン【写真:Getty Images】
カリアリからのレンタル移籍でセリエB(イタリア2部)のペルージャに今夏から在籍している20歳の北朝鮮人FWハン・グァンソン。今年1月の移籍市場でユベントスの名前が浮上していたが、やはり交渉は行われていたようだ。16日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
当時、イタリア紙『トゥットスポルト』が一面で「カリアリとの合意に近い」と報じ、イタリアの『トゥットメルカートウェブ』などは「トッテナムも関心を示している」と伝えていた。しかし、同選手の代理人を務めるサンドロ・ステンペリーニ氏は他クラブの接触を否定している。
だが、実際はユベントスと交渉を行なっていたようだ。ステンペリーニ氏は今回のインタビューで「1月の出来事は事実だ。私も会談の場にいたし、交渉も行なった。両クラブが合意に至らなかっただけでなく、需要と供給にも差があったんだ。それは、何人かの選手を巻き込む複雑な交渉だった。残念ながら、交渉成立には至らなかったがね」とコメントした。結局、ハン・グァンソンは他クラブへ移籍せずカリアリと2023年6月までの契約を結んでいる。
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