バレンシア【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラのバレンシアが、アリカンテ出身のサポーターにチケットを販売しなかったことで問題になっている。15日にスペインメディア『エル・ムンド』が報じた。
事の発端は、現地時間14日に行われたバレンシアのBチーム(バレンシア・メスタージャ)の試合。スペイン3部に所属する同チームはホームでエルクレスCFと対戦した。エルクレスCFはバレンシア州アリカンテに本拠地を置くチームで、今回の試合は“ダービー”となる。同メディアによると、アリカンテ出身サポーターへのチケット販売を拒否したとのこと。
試合はバレンシアにある収容3000人の小さなスタジアムで行われた。まず、チケット販売をする際に身分証明を求め、アリカンテ出身ならチケット販売を拒否したという。ただ、バレンシア側の言い分は「差別ではなく警備上の都合」と主張している。
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