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豪クラブ、トーレス獲得を諦めず? イブラとともに冬の大型補強ターゲットに

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

フェルナンド・トーレス
サガン鳥栖のフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images for DAZN】

 オーストラリアのクラブは、J1のサガン鳥栖に所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの獲得に再び挑戦する可能性があるのかもしれない。来年1月の補強候補としてリーグCEOが名前を挙げている。

 欧州の昨季終了後にアトレティコ・マドリーを退団したトーレスは、オーストラリアのシドニーFCへの移籍にも近付いていた模様。だが最終的に獲得に成功したのは日本の鳥栖だった。

 Aリーグは各クラブの大物外国人選手獲得を支援する基金を立ち上げており、メルボルン・ビクトリーもその基金の協力を得て本田圭佑を獲得した。冬の移籍市場でも、引き続き基金を活かしてビッグネームの獲得に挑戦することが期待されている。

「我々は本当にフェルナンド・トーレスの獲得に迫っていた。彼やズラタン(・イブラヒモビッチ)のような選手たちが獲得できる状況になれば再び狙っていく。1月の移籍市場に注力するつもりだ」とAリーグのグレッグ・オルークCEOのコメントを豪紙『ヘラルド・サン』などが伝えた。

 現在フリーとなっている大物選手と交渉を開始しているクラブがあることも明かしている。「あるクラブがマーキープレーヤー(サラリーキャップ外契約となる大物選手)を獲得できるかもしれず、一緒に取り組んでいる。現在フリーの選手だ」とオルークCEOは語った。

 Aリーグの2018/19シーズンは今週末に開幕を迎える。シーズン中にさらなる大物選手が参戦することもあり得るかもしれない。

【了】

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