レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーの元フランス代表FWカリム・ベンゼマに対し、中国のクラブから巨額のオファーが届いているという。スペインメディア『ドン・バロン』が12日付で伝えている。
2009年からマドリーに所属し、クリスティアーノ・ロナウドに次ぐ得点源として多くのタイトル獲得に貢献してきたベンゼマ。だが昨季はリーガエスパニョーラでわずか5得点に終わり、批判の対象となることも多かった。
ベンゼマを支持していたジネディーヌ・ジダン前監督が去ったこともあり、マドリーはベンゼマを売却することを望んでいるとみられている。買い手を見つける上では高額の年俸がネックとなるが、金銭的に十分なオファーが中国から届いたという。
具体的な中国のクラブ名は明らかにされていないが、高額年俸に加えて移籍金5000万ユーロ(約65億円)を提示するクラブが現れたとのこと。マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長は1月にもオファーに応じる姿勢だとされている。
だが中国行きが実現するかどうかは、ベンゼマ自身の意志次第となるかもしれない。ベンゼマはマドリーを離れるとしても1月ではなくシーズン後に、アジアではなく欧州のトップクラブへ移籍することを望んでいるという。
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