ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督【写真:Getty Images】
ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督は、代表監督として指揮を執った試合数が同国歴代最多の168試合となった。だが一方で、チームの現状は記録的な不調に陥ってしまっている。
ドイツ代表は現地時間13日に行われたUEFAネーションズリーグの試合でオランダ代表と対戦。アウェイで0-3の敗戦を喫する結果に終わった。
2006年からドイツ代表を率い続けているレーブ監督は、この試合が代表監督として通算168試合目。『Opta』などが伝えるところによれば、1950年から64年まで西ドイツ代表を率いたゼップ・ヘルベルガー氏を抜いて歴代単独最多となった。
またオランダ戦では、シャルケに所属するFWマルク・ウートが代表デビュー。12年間のレーブ体制で通算100人目のデビュー選手となった。
一方で、オランダ戦は不名誉な意味でも記録的な試合となってしまった。今年すでに4敗を喫していたドイツ代表はこれで5敗目。レーブ体制での年間敗戦数のワースト記録であり、1985年以来33年ぶりの数字となる。
また、ドイツ代表はロシアワールドカップの韓国戦(0-2)、ネーションズリーグのフランス戦(0-0)に続いて3試合連続の無得点。これはドイツ代表の歴史上初の屈辱となった。
オランダ代表との対戦では最近6試合で3勝3分けを記録していたが、2002年以来16年ぶりの黒星を喫した。ドイツがオランダに3点差で敗れたのは史上初のことだ。
【了】