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英代表デビューの18歳MF。ある理由で“ベッカム以来”9年ぶりのレアケースに

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェイドン・サンチョ
イングランド代表のジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】

 UEFAネーションズリーグ・リーグA第3節の試合が現地時間12日に行われ、クロアチア代表とイングランド代表が対戦して0-0で引き分けた。18歳のMFジェイドン・サンチョはこの試合に交代で出場し、イングランド代表デビューを飾っている。

 今季のボルシア・ドルトムントで短いプレー時間ながらも6アシストを記録するなどの活躍を見せているサンチョ。イングランドA代表からの初招集を受け、18歳201日でのデビューを果たした。

 この年齢でのイングランド代表デビューは歴代9位の若さ。公式戦に限れば歴代2位であり、過去60年間以上で最も若い選手となった。

 さらに、サンチョはもう一つ別の意味でもイングランド代表にとって非常に珍しい選手となった。英メディア『BBC』などが伝えるところによれば、国外クラブに所属するフィールドプレイヤーがイングランド代表の試合に出場したのは2009年10月のデイビッド・ベッカム氏以来9年ぶりのことだった。

 自国にプレミアリーグを持つイングランドでは、代表クラスの選手が他国リーグでプレーするケース自体が非常に少ない。GKではイタリアのトリノに所属したジョー・ハートがいたが、フィールドプレイヤーでは当時アメリカのロサンゼルス・ギャラクシーに所属していたベッカム氏がこれまで最後の例となっていた。

【了】

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