モナコ監督に就任したティエリ・アンリ氏【写真:Getty Images】
フランス1部のモナコの新監督に、元フランス代表のティエリ・アンリ氏が就任することが決定した。クラブが13日に発表を行っている。
2シーズン前にはリーグアンで優勝を飾り、昨季もパリ・サンジェルマンに次ぐ2位でシーズンを終えたモナコ。だが今季は開幕戦に勝利してから公式戦10試合白星なしという低迷に陥り、11日にはレオナルド・ジャルディム監督の解任を発表した。
後任にはアンリ氏の就任が有力視されていたが、13日にクラブ公式サイトで発表が行われた。契約期間は2021年6月までの3年間となる。
「私にとって特別なこのクラブを率いるチャンスを与えてくれたモナコに感謝したい。モナコに戻ってくることができて本当に嬉しい。今後の挑戦に決意を固めている。選手たちに会い、一緒に仕事を始めるのが楽しみだ」とアンリ氏はコメントしている。
フランス代表やアーセナルなどでレジェンド級の実績を残したアンリ氏は2014年に現役を引退。指導者としては2016年からベルギー代表のアシスタントコーチを務め、ロシアワールドカップでは3位の好成績に貢献した。
英『スカイ・スポーツ』のコメンテーターとしても活躍していたが、今年7月には本格的に監督を目指すためコメンテーター辞任を表明していた。監督としてのキャリアの第一歩は、現役デビューを飾った古巣で踏み出すことになる。
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