バラつきのあったゲーム
【日本 3-0 パナマ】
スコアは3-0の快勝だが、内容はバラつきのある試合だった。良いところも悪いところもあった。
初戦の中島、堂安ではなく、パナマ戦の先発は右に伊東、左に原口。攻撃の迫力が初戦ほどでなかったのは中島、堂安のドリブルがなかったせいだろう。個でスイッチを入れられないかわりに、ペナルティーエリア内のハーフスペースへつなぐパスワークによる攻め込みを狙っていたのだが、そこまで入った時点でパナマのDFに閉じられてしまい、なかなかフィニッシュまで行けない展開が続いていた。
とはいえ、前半には室屋のパスをハーフスペースで受けた南野がフリックして原口につないだシーン、ハーフスペースへ出た大迫から伊東を経由して南野のシュートなどチャンスも作れている。だから全くダメというわけではない。
ただ、パナマに防がれただけでなく、タイミングを逸して不発に終わったケースを含めると、機能していたかどうかは微妙なところである。ハーフスペース攻略に関してはバラつきがあった。