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中島翔哉「まずは自分が楽しくプレーすることが大事」。パナマ戦へ意気込み

text by 編集部 photo by Getty Images

中島翔哉
日本代表の中島翔哉【写真:Getty Images】

 日本代表は11日、12日のキリンチャレンジカップ・パナマ戦に向けて試合会場となるデンカビッグスワンスタジアムで最終調整を行った。

 中島翔哉は「まずは自分が楽しくプレーすることが大事」と話し「前回はそうやってプレーをして、みんなが喜んでくれたと思うので、チームのやり方もしっかり頭に入れながらですけど、サッカーなのでまずは楽しんで、ホームなので勝てるようにサッカーがしたいと思います」と意気込みを語った。

 所属するポルティモネンセで現地時間7日に対戦した強豪のスポルティングCP相手に2ゴール2アシストを記録するなど中島はポルトガルでも注目されている。その一方で本人は「強いチームに勝てて良かったですけど、こっちはメンバーもやり方も多少違うので、そういうことは頭の中に入れて」と至って冷静に受け止めているようだ。

 今回からロシアワールドカップ出場組も代表に招集され攻撃陣では大迫勇也が代表復帰した。連携面について問われた中島は「経験があって、前でキープもできますし、ゴール前で駆け引きも上手だと思いますし、ポルティモネンセにもジャクソン(・マルティネス)とか、そういう選手がいて、そういう選手と自分との相性はすごく良くて、すごくやりやすいんじゃないかなって思います」と手応えを語った。

 左サイドを主戦場とする中島は長友佑都とのコンビを組む可能性もある。「本当にトップクラブでやってきた選手ですし、気を使って練習中から声を掛けてくれていると思うので、自由にやらせてくれています」と話す。

 リオ世代の中島は「その下の年代から一緒にやっている選手もいますし、当然やりやすさはあります」と語りロシアワールドカップ組の印象は「経験があって、一緒に練習する期間は短いですけど、それはあまり問題にならないかなって思います」と世代間の融合に自信を見せた。

「楽しんで」をモットーにプレーしている中島。「サッカーを始めたのは楽しくて始めたので、その頃からだと思います。でも、楽しんでプレーすることによっていいプレーになることが自分の場合が多くて、それがチームの勝利に繋がるので、自分にとっては大事なことです」と話す。果たしてパナマ戦でも楽しみながらプレーしチームを勝利に導くことが出来るか。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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