マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシアル【写真:Getty Images】
先週末のニューカッスル戦に2点ビハインドから劇的な逆転勝利を収め、最悪のチーム状況をひとまず脱したマンチェスター・ユナイテッドだが、多額の出費も伴う勝利となった。英紙『デイリー・メール』などが伝えている。
公式戦4試合連続で白星がなく、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任も盛んに噂される状況となっていたユナイテッド。現地時間6日に行われたプレミアリーグ第8節のニューカッスル戦も武藤嘉紀のゴールなどで2点をリードされる厳しい展開となったが、後半最後の20分間で3点を奪って逆転勝利を飾った。
MFフアン・マタが1点を返したのに続いて、FWアントニー・マルシアルが同点ゴール。最後はFWアレクシス・サンチェスが逆転のゴールを決めた。だがマルシアルのゴールは、ユナイテッドに770万ポンド(約11億5000万円)の出費をもたらすことになる。
マルシアルは2015年夏にモナコからユナイテッドに加入。3850万ポンド(約57億4000万円)とされる巨額の移籍金が支払われたが、それに加えて様々なオプションも設定されていた。
そのオプションのひとつは、マルシアルがユナイテッドでプレミアリーグ通算25ゴールを決めれば770万ポンドのボーナスが加算されるというもの。今年1月に24点目を決めて以来ゴールから遠ざかっていたが、ニューカッスル戦でのゴールが25点目となった。
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