スポルティングCPのセバスティアン・コアテス【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のスポルティングCPに所属するウルグアイ代表DFセバスティアン・コアテスは、迅速な判断でチームメートの命を救った。ポルトガル『オ・ジョーゴ』などが伝えている。
スポルティングは現地時間7日に行われたプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第7節の試合でポルティモネンセと対戦。中島翔哉が2ゴール2アシストで全ゴールに絡む大活躍を見せ、ポルティモネンセが4-2の勝利を収めた。
ポルティモネンセの1点リードで迎えた前半終了間際、中島はペナルティーエリア左サイドからのマイナスのパスを受け、右足ダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。横っ飛びで必死に手を伸ばしたGKロマン・サランはボールに届かなかったが、その勢いで左ポストに頭をぶつけてピッチに倒れ込んだ。
異変に素早く気がついたコアテスはサランに駆け寄って状態を確認し、意識がない様子をみると口を開けて舌を引っ張り出した。窒息を防止する迅速な措置がサランの命を救うことに繋がったかもしれない。サランはそのまま控えGKと交代した。
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