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J1第29節MVPを発表! 2Gで勝利に貢献、A代表入りも果たした清水・北川航也が選出

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

北川航也
清水エスパルスの北川航也【写真:Getty Images for DAZN】

 フットボールチャンネル編集部では、10月5日から7日にかけて行われた明治安田生命J1リーグ第29節のベストイレブンを選出。その中からアンケートによる今節のMVPを決定した。

 投票の結果、MVPは清水エスパルスの北川航也に決まった。

 ジュビロ磐田をホームに迎えた清水は、いきなり試合を動かす。開始わずか1分、自陣でボールを奪ったドウグラスが中央をドリブルで駆け上がると、左サイドを並走していた北川へパス。背番号23はこれを冷静にゴール右に流し込み、ホームチームが先制に成功する。

 さらに37分、ピッチ中央でボールを受けた北川が相手DFに囲まれながらもドリブルを開始。相手の最終ラインをギリギリで抜け出したドウグラスへパスを供給すると、同選手は前を向いてそのままシュートを放った。これがゴール右隅へ決まり、早くも清水が2点のリードを奪う。

 50分には磐田に1点を返されるが、その10分後、再び清水が得点を奪う。FKからドウグラスがボールを収めると、近くにポジショニングしていた北川とワンツー。背番号49はペナルティエリア内に侵入すると、相手DFを背負いながらもパワーで押し切り右足でゴールネットを揺らした。

 さらに71分、石毛秀樹のスルーパスに反応した北川が相手DFの背後を見事に取り、GKカミンスキーと1対1に。背番号23は右アウトサイドで冷静にシュートを放ち、チームの4点目を奪った。その後、清水は1点を追加し、静岡ダービーで5-1の大勝を収めた。

 北川は2ゴールを奪っただけでなく、2トップのコンビを組んだドウグラスとの阿吽の呼吸で常に磐田DFの脅威となり続けた。そして、12日にパナマ代表、16日にウルグアイ代表とのキリンチャレンジカップに挑む日本代表メンバーに追加招集されるなど、22歳のストライカーは確かな成長を果たしている。
 
 第30節は10月19日に1試合、同20日に7試合、同21日に1試合が行われる予定だ。 

▽明治安田生命J1リーグ第30節対戦カード

10月19日(金)
柏 – 名古屋

10月20日(土)
仙台 – 鳥栖
清水 – 広島
G大阪 – 横浜FM
浦和 – 鹿島
湘南 – 札幌
FC東京 – C大阪
川崎F – 神戸

10月21日(日)
長崎 – 磐田

【了】

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