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日本代表 6年前

日本代表、新たな最激戦区のポジションとは? 台頭する若手にロシアで躍動した主力も

森保一監督のもとで始動した日本代表。新チームにおいて最激戦区とも言えるのが右サイドだ。9月のコスタリカ戦では堂安律と伊東純也の若手が結果を残し、今回はロシアワールドカップで躍動した原口元気が招集された。し烈なポジション争いの行方は? (取材・文:元川悦子)

text by 元川悦子 photo by Getty Images

対応力と臨機応変さの重要性

森保一
日本代表を率いる森保一監督【写真:Getty Images】

 2019年1月のアジアカップ(UAE)に向け、チーム作りが加速しつつある森保一監督率いる新生日本代表。10月のパナマ、ウルグアイとの2連戦は3カ月前の2018年ロシアワールドカップ出場選手の中から主力としてチームをけん引した吉田麻也や長友佑都ら6人を招集。指揮官は世代間融合を推し進めていく考えだ。

 そんな日本代表が8日から新潟市内で事前合宿に突入。初日は大迫勇也、原口元気、柴崎岳らに加え、ケガで離脱を強いられた小林悠に代わって追加招集された北川航也を含む17人で始動した。

 前日J1の公式戦を戦った者、海外から長距離移動した者が多く、吉田、長友、酒井宏樹、中島翔哉、南野拓実の欧州組5人の合流が遅れたこともあり、指揮官は1時間足らずの軽い調整で終了。練習後にはケガの浅野拓磨の代役として川又堅碁を呼ぶことも明らかにした。

「前回もそうですけど、予定したことはその通りに行けば一番いいけど、アクシデントが起きた時に次のことをしっかり修正してやることを考えながらやっている」と森保監督は初陣になるはずだった9月のチリ戦(札幌)が中止になったことも踏まえ、対応力と臨機応変さの重要性を改めて強調した。

 それは選手たちも同じ。メンバー数人が入れ替わろうとも日本代表で生き残るためのアピールを続けなければならない現実は変わらない。

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