元チェルシーのジョン・テリー【写真:Getty Images】
元イングランド代表DFのジョン・テリーは、7日に現役引退を発表した。インスタグラムの公式アカウントで引退を表明するメッセージを投稿している。
現在37歳のテリーは昨季終了後にイングランド2部のアストン・ビラを退団。先月にはロシアの強豪スパルタク・モスクワへの加入に近づいていたが、最終的にオファーを断ったことを明らかにしていた。
テリーは7日にインスタグラムで引退声明を投稿。トロフィーを掲げるチェルシー時代の写真に、「サッカー選手としての信じられないような23年間を経て、プレーから引退するのに今が良い時だと決めた」とコメントを添えた。
テリーは家族や友人、所属したクラブなどに感謝の思いを表し、特にチェルシーのファンへの感謝を強調。「一緒にたくさんの素晴らしい思い出を手に入れた。君たちがいなければ成功できなかった。世界で最高のファンだ」と引退声明の中で述べている。
テリーは1995年間にチェルシーの下部組織に加入し、1998年にトップチームに昇格。長年にわたってキャプテンを務め、5回のプレミアリーグ優勝やクラブ史上初のチャンピオンズリーグ優勝などに大きく貢献した。
イングランド代表でも2003年から2012年までプレーし、2大会のワールドカップなどに出場。昨年夏には22年間在籍したチェルシーを退団し、アストン・ビラで現役最後の1年間を過ごした。
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