ポルティモネンセの中島翔哉【写真:Getty Images】
現地時間7日にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)第7節の試合が行われ、ポルティモネンセがスポルティングCPに4-2の勝利を収めた。2ゴール2アシストの活躍を見せたポルティモネンセのFW中島翔哉は現地メディアから絶賛されている。
中島は30分にウィルソン・マナファの先制点をアシストしたのに続き、44分にはエリア内でマイナスのパスを受けて右足ダイレクトで追加点。後半に1点を返されたが82分にはCKからのクリアボールを拾ってエリア外から自身2点目を叩き込んだ。終盤には再び1点差とされたが、アディショナルタイムに中島のアシストからジョアン・カルロスが勝利を決定づける4点目を奪った。
全得点に絡む活躍で強豪撃破の立役者となった中島をポルトガル各メディアは絶賛。『レコルド』は「“スーパー・ナカジマ”がライオンズ(スポルティング)を粉砕」、『ア・ボーラ』は「中島が試合の大きな主役だった」と伝えた。
『zerozero.pt』は「サムライの技がライオンを突き落とす」と中島の活躍を表現。この試合のベストプレーヤーに選出し、「信じられない! ヴィトーリア戦で今季初勝利の主役になったのに続いて2ゴール2アシストでまたしても光り輝いた」と賛辞を送っている。
試合前には最下位に沈んでいたポルティモネンセだが、この勝利で降格圏を脱出して13位に浮上。中島は今季7試合で4得点となり、得点ランクでもリーグ2位タイに浮上している。
【了】