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【J1第29節まとめ】広島連敗で川崎Fが優勝争いリード。柏に代わって鳥栖が降格圏転落

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

川崎フロンターレ
首位の川崎フロンターレ【写真:Getty Images for DAZN】

 5日から7日にかけて、明治安田生命J1リーグ第29節の全9試合が各地で開催された。

 今節が終われば今季のJ1も残り5節となる。だが優勝争い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争い、残留争いのいずれも接戦が続き、ほとんどのチームに何らかの目標が残された状態が続いている。

 前節首位の座を失ったサンフレッチェ広島はホームに柏レイソルを迎えたが、0-3でまさかの完敗。今季リーグ戦初の連敗を喫し、最近4試合で1分け3敗となった。逆に柏はリーグ戦5試合ぶりの白星。

 首位に立った川崎フロンターレはアウェイで鹿島アントラーズと対戦。FW小林悠のPK失敗などもあってゴールを奪えず、勝ち点1の獲得にとどまった。3位の鹿島は公式戦での連勝が7でストップしている。

 ACL出場権争いでは、名古屋グランパスを2-1で下して9試合ぶりの白星を挙げたFC東京が鹿島と勝ち点で並んで4位に。だが両チームを2ポイント差で追う北海道コンサドーレ札幌は延期分の1試合を多く残している。

 ACL圏浮上に向けた直接対決となったベガルタ仙台対浦和レッズの一戦は1-1のドロー。同じく3位浮上を目指すセレッソ大阪は、ガンバ大阪とのダービーに0-1で敗れる結果に終わった。

 今節は大阪ダービーに加えて静岡ダービーも開催。ホームの清水エスパルスが北川航也とドウグラスの各2ゴールなどで5-1の大勝を飾っている。

 残留争いの直接対決となっったサガン鳥栖対湘南ベルマーレ戦はアウェイの湘南が1-0で勝利。最下位のV・ファーレン長崎は、フアン・マヌエル・リージョ監督の正式な初采配となったヴィッセル神戸と1-1で引き分けた。

 下位では柏が残留圏を脱出し、鳥栖が17位に転落。だが16位名古屋、15位磐田、14位柏までは鳥栖と3ポイント差以内であり、依然として危険を脱することはできていない。

 第29節の全9試合の結果は以下のとおり。

横浜FM 2-1 札幌
C大阪 0-1 G大阪
広島 0-3 柏
神戸 1-1 長崎
鳥栖 0-1 湘南
鹿島 0-0 川崎F
仙台 1-1 浦和
清水 5-1 磐田
名古屋 1-2 FC東京

【了】

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