レアル・マドリー【写真:Getty Images】
レアル・マドリーが公式戦3試合白星なしと苦戦している。スペインのファンは、監督や選手よりもクラブのマネジメントにその責任があると考えているようだ。
リーガエスパニョーラで開幕3連勝を収めるなど順調なスタートを見せていたマドリーだが、ここ1週間で急速にペースダウン。セビージャに0-3で大敗し、アトレティコ・マドリーとのダービーマッチをスコアレスドローで終えたのに続いて、チャンピオンズリーグのCSKAモスクワ戦にも0-1で敗れる結果となった。
特に深刻なのは得点力不足。マドリーの公式戦3試合連続無得点は2007年以来11年ぶりの出来事となった。CSKA戦ではシュート26本を放ちながらも枠内には3本しか飛ばせず、無得点に終わった。
スペイン紙『マルカ』では、マドリーの現状についての“戦犯”は誰だと思うかというオンラインアンケートを実施。約10万票が集まった時点で、「スポーツ面のプラン」という回答が半数近くの約46%を占めている。特定の選手や監督ではなく、人事面や補強なども含めたフロントの責任という見方だ。
フレン・ロペテギ監督に責任があるとする票と、「選手たち」に責任があるとする票はそれぞれ約25%でほぼ同数。「負傷」に責任があるという票は5%にとどまっている。
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