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エースナンバーから一転、“呪いの番号”に…マンU「7番」の苦戦が続く

text by 編集部 photo by Getty Images

アレクシス・サンチェス
マンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドで現在背番号「7」をつけるFWアレクシス・サンチェスは、加入当初に期待されたような活躍を見せられず苦戦している。かつて伝統のエースナンバーとされた背番号が、現在では「呪い」の番号になってしまっているという見方もある。

 今年1月にユナイテッドに加入したサンチェスだが、昨季はプレミアリーグで12試合に出場して2得点どまり。今季はまだゴールがなく、サポーターからの批判も強まっている。ユナイテッドにとって「近年最悪の補強」だという声まである。

 ユナイテッドの「7番」は、伝統的にチームを代表するスター選手の番号だった。過去にはジョージ・ベストやエリック・カントナ、デイビッド・ベッカムなどが着用。2003年に7番を受け継いだクリスティアーノ・ロナウドもエースナンバーにふさわしい活躍を見せた。

 だがC・ロナウドが2009年に去って以来、7番の選手は苦戦が続いている。マイケル・オーウェンは3シーズンの在籍でリーグ戦わずか5得点。続いて7番をつけたアントニオ・バレンシアも本来のパフォーマンスを発揮できず25番に戻すことになった。

 アンヘル・ディ・マリアは1シーズンでユナイテッドを去ることになり、メンフィス・デパイも期待に応えられずにユナイテッドを後にした。現在のサンチェスに至るまで、C・ロナウド以降の7番はプレミアリーグで合計138試合に出場してわずか13ゴールしか記録していない。

【了】

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