フランス代表が1998年ワールドカップで初優勝を飾った際に、ジネディーヌ・ジダン氏が着用していたユニフォームがオークションにかけられることになった。仏紙『レキップ』が30日付で伝えている。

　フランス代表は自国で開催された1998年大会で優勝を飾り、同国史上初の世界王者となった。それから20年を経て、今年のロシアワールドカップでは2回目の優勝を飾っている。

　1998年7月12日にサン・ドニのスタッド・ドゥ・フランスで開催された決勝ではブラジル代表と対戦。チームの中心選手だったジダン氏が前半に2ゴールを挙げる活躍を見せ、終了間際にも1点を加えたフランスが3-0の勝利を収めた。

　今月13日に行われるというオークションに出品されるのは、ジダン氏が2ゴールを決めた前半に着用していた10番のユニフォーム。2万ユーロから4万ユーロ（約264～528万円）の値がつくことが予想されるという。

　ワールドカップ優勝を記念し、このユニフォームはこれまで一度も洗われたことがなく、「汗の跡もそのまま」とのこと。「ジダン家のクローゼットの奥に20年間しまわれていた」と専門家の説明が紹介されている。

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