リーガ首位に立つバルセロナ【写真:Getty Images】
今季リーガエスパニョーラの上位争いは各チームとも勝ち点を伸ばすのに苦しみ、稀に見るスローペースとなっている。第7節終了時点での首位の勝ち点数は、3ポイント制での最少記録を更新した。
昨季王者のバルセロナは開幕4連勝と順調なスタート。だがその後の3試合で2分け1敗と苦戦し、勝ち点14の獲得にとどまっている。
それでもバルサは首位の座を失ってはいない。土曜日に行われたマドリードダービーではレアル・マドリーが単独首位に立つチャンスを迎えたが、アトレティコ・マドリーとスコアレスドローに終わり、勝ち点でバルサと並ぶことしかできなかった。
スペイン紙『マルカ』などによれば、7試合を終えて勝ち点14という首位チームの成績は、勝利に勝ち点3が与えられる現行制度での史上最少記録。過去24シーズンで最もスローペースな上位争いとなっている。
勝利に与えられる勝ち点が2ポイントから3ポイントに変更されたのは1995/96シーズン。その以来現在までのリーガで、7試合時点での首位の勝ち点は15ポイントが最少だった。1998/99シーズンのマジョルカ、2005/06シーズンのレアル・マドリー、2016/17シーズンのアトレティコが記録していた。
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