ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images for DAZN】
関東サッカーリーグ2部のエリース東京は、同クラブに所属するMF田仲智紀がJ1ヴィッセル神戸の「メンバー漏洩」に関与したとして25日付で謝罪声明をクラブ公式サイトに掲載した。
神戸は23日に行われたJ1リーグ第27節の試合で浦和レッズと対戦。MFアンドレス・イニエスタはこの試合でベンチにも入らなかったが、欠場するという情報が試合前に漏れていたとして騒動となっていた。
エリース東京の声明によれば、田仲はツイッターを通して神戸のメンバー情報を試合当日に投稿したとのこと。「イニエスタ選手の欠場について、事前漏洩を致しました。本件に関わるtoto関連、相手チームへの漏洩等、重大なる事故として認識しております」と述べている。
本人は「ことの重大さに気が付き」、投稿から5分後にツイートを削除したとのことだが、すでに情報は漏洩された形となった。今後については神戸および関係者に謝罪を行うとともに、本人への罰則処分も追って発表するという。
神戸は25日午前にこの一件について、「ヴィッセル神戸所属DF高橋峻希選手(28)が、部外者に対して出場予定メンバー情報を漏洩していたとの報道を受け、本件に関する調査を進める」と発表を行っていた。元浦和レッズユースの同期である高橋から田仲へ情報が漏れたとみられる。
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