リバプールに所属するモハメド・サラー【写真:Getty Images】
現地時間24日に国際サッカー連盟(FIFA)による「ザ・ベスト賞」表彰式がロンドンで開かれ、FIFAプスカシュ賞にリバプールに所属する26歳のエジプト代表FWモハメド・サラーのゴールが選ばれた。この受賞に、SNSでは疑問の声が浮上している。
今回のFIFAプスカシュ賞は、昨年10月から今年9月までに開催されたリーグ戦やカップ戦、FIFA主催の大会で決めたゴールが対象となる。チャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリーのガレス・ベイルが決めたバイシクルシュート、クリスティアーノ・ロナウドがCL準々決勝のユベントス戦で決めたオーバーヘッド弾、アルゼンチン代表のリオネル・メッシがロシアワールドカップのナイジェリア戦で決めたゴールなど、多数の美しい得点がノミネートされていた。
そんな中、FIFAプスカシュ賞に選ばれたのはサラーの得点。昨年12月10日に行われたプレミアリーグのエバートン戦で、サラーはボールを受けた後に素早く反転し相手2人を抜いてゴールを決めていた。これがファン投票によって、今回のFIFAプスカシュ賞に選ばれている。
英メディア『BBC』のスポーツ記者ジョン・ベネット氏はツイッターを通じて「サラーは素晴らしいし、エバートン戦のゴールは本当に素晴らしい得点だった。しかし、今年最高のゴールかと言われると微妙だ。ベイルのオーバーヘッド弾は? フランス代表DFベンジャマン・パバールのゴールは?」とコメント。他には「最終候補に選ばれた中で、最も最低なゴールが選ばれた」や「冗談だろう?」といった言葉がツイッター上でつぶやかれている。
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