マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
フランス・リーグアン第6節の試合が現地時間23日に行われ、リヨンがマルセイユに4-2の勝利を収めた。マルセイユのDF酒井宏樹は右サイドバックで先発フル出場している。
チャンピオンズリーグでマンチェスター・シティを撃破して勢いに乗るリヨンは今季最多の4点を奪ってリーグ戦3試合ぶりの勝利。対象的にマルセイユは今季最多失点で2敗目を喫した。両チームはともに勝ち点10となり、マルセイユ5位、リヨン6位に並んでいる。
3試合連続フル出場の酒井は得点にも失点にも直接的な関与はなし。フランス各メディアでの採点は低いものの、一定の仕事はこなしたとして評価されている。
『フットメルカート』では酒井に採点「5」をつけ、「リヨンのゴールの多くは彼とは逆のサイドから生まれた。日本代表DFはある程度任務を遂行していた」と評価。採点「4.5」の『オム・デュ・マッチ』も同様に「彼のサイドからの失点はなかった。守備では自分のエリアを抑えていた」としつつ、「十分な攻撃参加はできなかった」とも述べている。
『ル・フォセーン』も採点は同じく「4.5」だが、「堅実で、序盤には何度か危ないボールを処理していた。相手に圧倒されなかった数少ない選手の一人だった」と好意的。『sofoot』は逆サイドのジョルダン・アマビを「2」と酷評し、酒井は採点「4」ながらも「アマビに比べればマスタークラスだった」と比較している。
そのアマビや、レッドカードを受けたクロアチア代表DFドゥリエ・チャレタ=ツァール、最終ラインに入った元ブラジル代表のルイス・グスタボなどは各メディアで採点2や3など散々な評価。酒井は守備陣では比較的“マシ”だったと評されている。
【了】