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浦和、会心のゲームで2連勝。監督交代の神戸はイニエスタ不在で4連敗に

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

浦和レッズ
浦和レッズのサポーター【写真:Getty Images for DAZN】

【浦和レッズ 4-0 ヴィッセル神戸 J1第27節】

 明治安田生命J1リーグ第27節の試合が23日に行われ、浦和レッズとヴィッセル神戸が対戦した。

 3連敗で8位に順位を下げ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権争いの状況が厳しくなった神戸は、17日に吉田孝行前監督を解任。フアン・マヌエル・リージョ新監督がスタンドから見守る中、この試合では林健太郎暫定監督が指揮を執る。

 だが、注目のアンドレス・イニエスタはベンチにも入らず。リーグ戦6試合連続で先発出場していたが、スペインへの一時帰国時を除けば加入後初の欠場となった。

 5万5千人を越えた大観衆の後押しを背にプレーする浦和は、前半23分に先制点を奪うことに成功。ペナルティーエリア手前にこぼれたボールに青木拓矢が反応し、低く強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。

 さらに42分には浦和が追加点。敵陣中央で横パスを受けた柏木陽介が前線に絶妙な浮き球パスを送り、これに反応した興梠慎三が足を伸ばしてダイレクトで蹴り込む。前半は浦和が2点をリードして折り返した。

 浦和の充実した戦いぶりは後半に入っても変わらず。53分には武藤雄樹がゴール前で一旦ボールを奪われながらも諦めずチェイスし、高橋峻希の致命的なミスを誘うと、目の前にこぼれたボールをすかさず浮かせてGKキム・スンギュの頭上を抜いた。

 さらに76分、柏木陽介がエリア内でボールを拾って右サイドから正確なクロス。ファーポストに飛び込んだ長澤和輝がヘディングを叩き込んでリードを4点に広げる。会心の勝利を収めた浦和は2連勝とし、勝ち点でも神戸を上回って8位に順位を上げた。

【得点者】
23分 1-0 青木拓矢(浦和)
42分 2-0 興梠慎三(浦和)
53分 3-0 武藤雄樹(浦和)
76分 4-0 長澤和輝(浦和)

【了】

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