リバプールのロベルト・フィルミーノ【写真:Getty Images】
現地時間18日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節の試合が行われ、リバプールがパリ・サンジェルマン(PSG)に3-2の勝利を収めた。劇的な決勝ゴールを挙げたのは、眼の負傷の影響が不安視されていたFWロベルト・フィルミーノだった。
フィルミーノは15日に行われたプレミアリーグのトッテナム戦で、相手DFヤン・ヴェルトンゲンの人差し指で左眼を突かれるアクシデントがあった。指が眼に突き刺さるような痛々しい瞬間が写真や映像に捉えられたが、その後フィルミーノはSNSを通して「大丈夫」だとコメントしていた。
PSG戦ではベンチスタートとなったフィルミーノだが、72分から交代出場。2-2の同点で迎えた後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪い、リバプールに勝ち点3をもたらした。ゴール後には左眼を押さえるポーズを見せ、負傷をパフォーマンスに変えることで影響のなさをアピールしていた。
英紙『メトロ』は試合後のフィルミーノのコメントを伝えている。「ピッチに出た時は大丈夫だと感じられた。幸い何も深刻なことは起こらなかった。アクシデントから3日間が過ぎて順調に回復していたよ」と同選手は語った。
ユルゲン・クロップ監督は、フィルミーノが前日まではプレーできそうな様子ではなかったが、試合当日の朝に回復した様子を見せたと明かしている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
「昨日(月曜日)は無理だった。その前日(日曜日)は全く無理だった。だが今朝(火曜日)彼は私のところに来て、『大丈夫、眼を開けられるようになった』と言ってきた」と指揮官はコメントしている。
【了】