現地時間19日に行われるチャンピオンズリーグ（CL）グループステージG組第1節の試合でローマと対戦するレアル・マドリーは、試合に向けた招集メンバー19人を発表した。トップチームデビューの可能性が期待されていたFWヴィニシウス・ジュニオールは招集されなかった。

　現在18歳のヴィニシウスは今夏マドリーに加入。10代選手としては非常に高額な移籍金4500万ユーロ（約58億円）が支払われ、即戦力としての活躍も期待されていたが、まずはBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャで戦いをスタートさせることになった。

　カスティージャでは最近2試合で3ゴールと活躍を見せ、CL初戦でのトップチームデビューを期待する声も強まっていた。だが前日会見で「その時が来たら決めるべきことを決める」と話していたフレン・ロペテギ監督は、ヴィニシウスをローマ戦のメンバーには選ばなかった。

　試合当日に発表された招集メンバー19人は全員がトップチームに籍を置く選手。ベンチ入りメンバーは18人だが、第3GKのキコ・カシージャが外れることになりそうだ。ヴィニシウスのトップチームデビューは今後の試合へお預けとなった。

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