元チェルシーのジョン・テリー【写真:Getty Images】
チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督は、同クラブのレジェンドであるDFジョン・テリーをコーチングスタッフの一員として迎え入れることに乗り気な様子を見せている。英メディア『BBC』などが伝えた。
現在37歳のテリーは1995年にチェルシー下部組織に入団し、トップチームも含めて22年間にわたって在籍。通算700試合以上に出場し、5回のプレミアリーグ優勝やクラブ初のチャンピオンズリーグ優勝など多くのタイトル獲得に貢献した。
昨年夏にはチェルシーを退団し、チャンピオンシップ(2部)のアストン・ビラで1年間プレー。その後ロシアの強豪スパルタク・モスクワへの移籍に近づいていたが、オファーを断ったことを今月12日に明らかにした。
今後の去就は未定だが、現役を引退して古巣のコーチに就任することもひとつの選択肢かもしれない。サッリ監督は「もし彼が我々を助けてくれるなら私としては非常に嬉しい」と歓迎する姿勢を見せた。
「チェルシーは彼の家だ。私にとっても誰にとっても頼れる存在になってくれるのは間違いないだろう。彼次第だ。もう1シーズンプレーしたいのであれば、挑戦するのは正しいことだと思う」とチェルシー指揮官は続けている。
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