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槙野智章、若手の台頭を歓迎。「良い意味でチーム内に競争意識が芽生えている」

text by 編集部 photo by Getty Images

槙野智章
槙野智章【写真:Getty Images】

【日本 3-0 コスタリカ キリンチャレンジカップ2018】
 
 キリンチャレンジカップ2018の試合が11日にパナソニックスタジアム吹田で開催され、日本代表がコスタリカ代表に3-0の勝利を収めた。

 試合後、DF槙野智章は「一人でも多くの方に今日の試合の結果だったり、内容を届ける事が出来たと思います」と台風21号で被害に遭われた方、並びに北海道胆振東部地震における被災者に勝利を届ける事が出来て喜びを口にした。

 続けて「本当の戦いだったりやるべきことは、このチームが解散して所属クラブに帰るなり、与えられている環境でもっと進んで活動できればいいかなと思います」と早くも視線は次に向けられている。

 4年後に開催されるカタールワールドカップについて問われると「まあ、35歳ですからね。おじさんとか言われないように、まだまだ元気だというのを出さなきゃいけないと思ってますので。長友選手も言ってましたけど、おっさんでも走れるところ、戦えるところを見てもらえるように頑張ります」と答えた。

 一方で「若い選手たちも間違いなく4年後のカタールワールドカップを意識してやってると思いますのでロシアに出たメンバーを蹴落とすくらいの気持ちでこの合宿に乗り込んできたし、実際に出た選手は簡単に席を渡せないという気持ちでやってますし。それがいい意味でチーム内で競争意識が芽生えているのはこの何日間でも練習の中で見られたのですごく良かったんじゃないかなと思います」と若手選手の意識の高さを喜んでいる。

「とにかく僕たちはサッカーを通して、スポーツを通じて沢山の方に勇気と希望を与える事だと思います」と語る槙野はJリーグで全力プレーを見せてくれるだろう。

【了】

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