フランス代表のオリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
現地時間9日にUEFAネーションズリーグの試合が行われ、フランス代表がオランダ代表に2-1の勝利を収めた。決勝点はチェルシー所属のFWオリビエ・ジルーが記録している。
ロシアワールドカップで2回目の優勝を成し遂げたフランス代表にとっては、世界王者になって初めてのホームゲーム。14分にFWキリアン・ムバッペのゴールで先制すると、後半には同点ゴールを許したが、75分に左からのクロスにボレーで合わせたジルーが決勝点を奪った。
ワールドカップでは、ジルーはゴールを奪えないことが話題となっていた。エースストライカーの番号「9番」を背負って先発出場を続けながらも、結局無得点で大会を終えた。だが得点以外のプレーでのチームへの経験は高く評価されていた。
ワールドカップ王者としてのホーム凱旋試合ではついに待望のゴールを記録。フランス代表では10試合ぶりの得点となった。チェルシーでの試合も含めれば800分以上に及ぶ沈黙に終止符を打っている。
試合後にはフランス『M6』に喜びを表した。「バンジャマン・メンディのクロスの質は分かっていたので飛び込んだ。僕にとって良いことだが、チームにとってはさらに良いことだ。みんなのためにすごく嬉しく思っている」とコメントしている。
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