オランダ代表を引退したヴェスレイ・スナイデル【写真:Getty Images】
現地時間6日に行われた国際親善試合でオランダ代表とペルー代表が対戦し、オランダが2-1の勝利を収めた。MFヴェスレイ・スナイデルにとってはオランダ代表での最後の試合となった。
現在34歳のスナイデルは今年3月にオランダ代表からの引退を表明。引退試合としてペルー戦に出場することになり、先発で出場して62分までプレーした。試合はペルーが先制したが、FWメンフィス・デパイの2ゴールによりオランダが逆転勝利を収めている。
試合後には再びスナイデルがピッチ上に表れ、代表引退セレモニーが行われた。その中では、ピッチ上に“リビングルーム”が出現するという珍しい光景もみられた。
テレビやテーブル、ソファー、観葉植物などが並べられた“部屋”の中で、スナイデルは家族とともにソファーに着席。キャリアのハイライト場面や新旧チームメートからのコメントなどが編集された映像をテレビで視聴していた。
スナイデルはこの日の試合を含めてオランダ代表で歴代単独1位の134試合に出場。3大会のワールドカップに出場し、2010年大会では得点王に並ぶ5ゴールを挙げて準優勝に大きく貢献した。現在はカタールのアル・ガラファに所属しており、現役は続行する。
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