ドイツサッカー連盟は7日、FWレロイ・ザネがチームから離脱したことを発表した。

　昨季マンチェスター・シティで活躍したザネは、ロシアワールドカップに臨むドイツ代表から最後に落選して話題になった。今季はシティでまだ先発出場がないことも注目を集めている。

　そんな中でドイツ代表入りを果たしたザネは、6日に行われたUEFAネーションズリーグのフランス戦に途中出場していた。その翌日、ヨアヒム・レーブ監督と話し合った上で、「プライベートな理由」により離脱が決定したとのことだ。

　そのため、9日に開催予定のペルー戦は出場できない。

　「プライベートな理由」については現時点で明らかになっていない。代表でチームメートのMFトニ・クロースが先日、ザネの能力を称賛しつつ、「勝っても負けてもあまり関係ないという気持ちを時々感じることがある」と話していたことをあわせて取り上げるメディアが複数あるが、ドイツ『ビルト』は同選手のフィアンセが妊娠中で、出産が近いと報道。その瞬間に立ち会うために代表から離れたのではないかとみている。

【了】