遠藤航【写真:Getty Images】
チリ代表戦が中止になった日本代表は7日、練習を行った。遠藤航がコメントを残している。
北海道胆振東部地震の影響で代表戦が中止となったことでアピールの場が減ったのではないかとの声には、「みんなそこは考えていないと思う」と遠藤。「こういう被害があったので、今はチームが一つになって、その一つの試合に全力で向かって行くところ。少しでも勇気や感動を与えられるようにしていくことしかできないと思う」と、今の心境を語った。
この日の実戦練習では、4バックに取り組んでいる。
遠藤は、「監督の中では、たぶん3バックはもうイメージしやすい、自分の中で確立されたものがあると思う。(4バックが)オプションなのかメインなのか分からないですけど、やっておきたいという意図はあるんじゃないかなと思います」と予想した。
代表から引退した元主将・長谷部誠の後継者争いには、どん欲に挑んでいくつもりだ。
遠藤は「そこはイメージしすぎず」としつつも、「1枠空いたというのはみんな思っていると思う。そこに誰が食い込んでいくかというのは、この日本代表にとっては大事なポイントになると思うし、もちろん僕もそこで出たいという思いを持ってベルギーに行った」と意欲。そういった意識の中で、「いろんな考え方とオプションを自分でも持っていきながらやれればいいかなと思います」と話している。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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