ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属する日本代表のMF香川真司にとってブンデスリーガ中断期間は追い風になるかもしれないと6日付けの独メディア『フースバルニュース』は報じている。
これまで公式戦3試合を消化した時点で香川はベンチ入りはおろかスタンド観戦が続いている状況だ。同メディアはそんな香川の状況が変わるかもしれない要因を挙げている。
ルシアン・ファブレ監督は独誌『キッカー』の取材で「我々は将来的に多くのオプションを持っておきたい」とこれまでの4-3-3の他に4-2-3-1の採用を検討している発言をしている。
4-3-3では香川が得意とするトップ下のポジションがなく出番もなかったが4-2-3-1になれば29歳のゲームメイカーにもプレー出来るチャンスがあると『フースバルニュース』では予想している。
香川自身も『キッカー』で「自分のパフォーマンスを出せる自信はある」と語っている。その言葉通り6日に行われた3部オスナブリュックとの練習試合にトップ下でフル出場した香川は2アシストを記録している。
アピールに成功した香川は中断明けに行われる14日のブンデスリーガ第3節フランクフルト戦で今季初の公式戦出場となるか。
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