「ユベントス戦はみんなが試合に出たいと思う試合」
ACミランのクラレンス・セードルフ監督が1日、ミラネッロで2日のユベントス戦前日の公式会見を行った。元オランダ代表FWファン・バステンや旧ユーゴ代表MFサビチェビッチら、かつてミランを彩った伝説のOBですら加入1年目は苦労した例を挙げ、今年加入したMF本田圭佑の適応を長い目で見る方針を改めて強調した。
更に指揮官は本田が順調にイタリア語を習得していることを明らかにした。一方、イタリア代表FWバロテッリが発熱で出場が微妙になっている状況も説明した。
――サポーターが試合に足を運ぶようになってきましたね。
「サポーター達がミランを観てくれて、応援してくれていることは嬉しい。選手にとってサポーターの支えはとても大事なこと。不可欠なほど重要だ」
――攻撃の形も徐々に見えてきたのでは?
「攻撃はマークが出来ないように、流動的に動き、基点を置かないようにしている」
――選手の試合に対するモチベーションは?
「もちろん、ユベントス戦はみんなが試合に出たいと思う試合だし、ベンチにいる選手達も同じこと」
――選手の起用法は?
「フォーメーションは選手のコンディションや状況にもよる、デ・シリオもけがから治ったけど、まだ痛みがある」
――対戦相手のユベントスは首位だが?
「ユベントスはフィジカルも調子がいいが、精神的にもいい状況にある。首位をずっとキープしているし、ここ数年スクデットも獲得している。しかしどういう試合になるかはやってみなければわからない」
――相手のピルロとは挨拶しますか?
「もちろん、アンドレアはよき友だ。微笑みながら、挨拶するよ」