レアル・マドリーは、今夏獲得した期待の若手を半年でブラジルに送り返すかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えている。

　そのブラジル人選手は、18歳のFWヴィニシウス・ジュニオール。レアル・マドリーは同選手の獲得に4500万ユーロ（約58億円）を投じたとされている。

　ただ、ヴィニシウスは現在、レアル・マドリーのBチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャでプレーしている。レアル・マドリー・カスティージャでは早くも活躍しているが、フレン・ロペテギ監督は今季中の起用に前向きではないとのことで、古巣のフラメンゴに戻して成長を促す考えだという。

　もちろん、ヴィニシウスがカスティージャで活躍し続け、ロペテギ監督が無視できない存在となれば、状況は変わるはずだ。ただ、現在はFWクリスティアーノ・ロナウドが抜けたあとでもレアル・マドリーが強さを見せつけなければいけないという圧力のかかるときで、若手にチャンスを与える余裕はないのかもしれない。

【了】