リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
バルセロナのFWリオネル・メッシは、レアル・マドリーに所属していたFWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍したことで、チャンピオンズリーグ(CL)でユーベが優勝候補になるという考えを語った。『ラジオ・カタルーニャ』がインタビューを伝えている。
メッシとC・ロナウドは、スペインを代表する2大名門クラブのエースとして過去数年間にわたって争い続けてきた。だがC・ロナウドが今夏にユーベへ移籍したことで、2人の直接対決の場は欧州の大会に限られることになる。
“永遠のライバル”とも言うべき選手の移籍について、メッシは「驚いた」と認めている。「彼がマドリーでプレーしないようになることは想像できなかった。ユベントスへ行くことも想像していなかった。色々なクラブが噂になっていたが、ユーベはその中のひとつではなかった。すごく驚いたよ」と語った。
「レアル・マドリーは世界最高のチームのひとつであり、素晴らしい選手たちがいる。だがロナウドがいなくなったという事実は、彼らから何かがなくなることを意味する」と宿敵クラブの戦力低下に言及している。
一方で、ユーベにとっては大きな強化になるとメッシは語る。「ロナウドがユベントスにいるということは、彼らはCLで明らかに優勝候補の一角になる」と評した。
メッシ自身は、バルサを離れることは全く考えてはいないと主張。「僕は世界最高のチームにいる。子供たちもここで生まれたし、別の場所に行く理由はない」とバルサ残留を誓っている。
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