ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
今夏の移籍市場で移籍が噂されていたボルシア・ドルトムントに所属する日本代表のMF香川真司はクラブに残留した。2日付けの独メディア『90min』では今後の香川の行方について分析している。
同メディアは「多くの選手を抱えるドルトムント。彼らはチームの余りものだ」と題し戦力としてみなされていないジェレミー・トルヤン、エメル・トプラク、セバスティアン・ローデらと共に香川の名前を挙げている。
なお、香川については「サポーターの人気者であるシンジ・カガワはセビージャ等が興味を示した事もあり今夏に移籍するかと思われていた。しかしカガワはルシアン・ファブレ監督の下で重要な役割を果たす事を決意した。この日本人がチャンスを得るためには辛抱が必要になってくるだろう」と出番が少なくなることを予想している。
実際、香川は先月20日に行われたDFBポカール(ドイツ杯)1回戦及びリーグ開幕から2試合連続でベンチ外となっており厳しい状況が続いている。しかし今週は代表ウィークとなり次節は14日のフランクフルト戦としばらく時間が空くことは香川にとってアピール出来る好材料となるだろう。
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